Ornamental
オーナメンタル
オーナメンタル
1. Ornamentalの特徴
筆記具
ポインテッドペン( 先端が尖った金属製のペン先 )をオブリークホルダーに挿し込み、文字を水平に対して55度の傾きをつけて書きます。
Tools
特徴
筆圧をコントロールすることでペン先が開き、線に強弱をつけることができます。ペンマンシップの代表とも言える装飾文字で、特に大文字の装飾的なラインには、前腕を大きく使って動かすペン運び(前腕運筆)が欠かせません。
2. Ornamentalの歴史
この書体は Round handの実用性を受け継ぎ、これに前腕運筆による速書法と適度の装飾性を加味したもので、ペンマンの華ともいえる書体です。後にイギリスのJoseph Gillott によってスチール製のペンが発明され、くもの巣の様な細線と打紐の様な太線を自由に書けるようになり、 A. D. Taylorや L. Madarasz等により、華麗に装飾されました。 しかし、実用性を重んじるアメリカの開拓精神は、この美しい書体を書として鑑賞する道を閉じ、習字教師の書字技術の優秀さを誇示する手段に終らせてしまったようです。 速書きの為には線に太細をつけることは煩わしく、 Business Writingに見る単一的な線の太さの書体が重んじられることとなります。
History
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森義 秀一
Hidekazu MORIYOSHI
森義 秀一
Hidekazu MORIYOSHI
吉田 一郎
Ichiro YOSHIDA
現行会員
Yuko HIGASHII